移住者インタビュー -長内基樹さん-

移住者インタビュー -長内基樹さん-

地域おこし協力隊 地域おこし協力隊
移住者
2016年11月28日

北塩原村に住むきっかけは何ですか?

福島市で自動車整備士として働いていましたが、体を壊したことで仕事をやめました。妻がもともと自然が好きで、山小屋で働いていた経験があり、その一つであった裏磐梯のつてを頼り、金山地区に2009年6月に住むことになりました。

 

実際に住んでからの生活はいかがでしたか?

裏磐梯の自然は本当に素晴らしいですが、人ごみがもともと好きではないのでそちらの部分でも救われています。テレビもないので、自然のみの世界の静けさを楽しんでいます。

移住した年の冬から猪苗代町にあるレストランで働き始めました。そこで、自家焙煎に出会い、技術を習得しました。1年半たって福島市で独立を考えていたころ、東日本大震災が起こり、福島市での出店は断念しました。その後裏磐梯で出店を検討していた中で、今ある場所の物件を賃貸することができ、2013年7月にオープンしました。

 

暮らしはいかがですか?

現在4才、2才、0才と3人の子どもがいて、いろいろ大変です。特に、一番上の子は元気よく動き回るようになってきたので、ケガをよくします。病院に連れて行かなくてはならないとき、近くの病院でも30分はかかり、総合病院だと会津若松まで行かなくてはなりません。親としての心配は尽きません。しかし、移住して7年の間にはいろいろな縁を得ました。店を借りるとき、中古の焙煎機を手に入れるとき、焙煎したコーヒー豆をおろす先、など一つ一つ人のつながりができていきました。その人のつながりに助けられ、責任感が生まれてきています。いい環境で暮らしていると周りから言われることも自分の今の生活を再認識しています。

 

移住を考えている方へ

不便なこと、不都合なことがたくさんあるので、それを笑い飛ばせるくらいの度量をもってきてください。それに余りある自然と人の温かさに触れ合うチャンスがあると思います。

 

自家焙煎珈琲店 MOTO COFFEE 北塩原村大字桧原字甚九郎沢山11097-125

   

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地域おこし協力隊
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福島県北塩原村移住ポータル「きたしおばらぐらし」は、 福島県会津地方の北に位置する「北塩原村」の魅力を、 余すことなくお伝えします。 しかしながら、百聞は一見にしかず。 興味をお持ち頂いたらまずは北塩原村へお越しください。 四季折々の自然があなたをお出迎えします。