団体インタビュー 裏磐梯エコツーリズム協会 

団体インタビュー 裏磐梯エコツーリズム協会 

地域おこし協力隊 地域おこし協力隊
団体
2017年1月13日

会長の真野真理子さんにお聞きしました。

 

裏磐梯エコツーリズム設立の経緯について、お聞かせください

環境省ホームページによると、エコツーリズムとは「地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組み」です。

2003年に環境省の環境保全型自然体験活動推進事業に裏磐梯エリアが選定され、引き続き2004年に同じく環境省のエコツーリズム推進モデル事業の対象モデル地域の一つとして選定されました。同年9月に北塩原村がエコツー宣言を行い、地元もエコツーリズム事業に取り組み機運が高まってきました。そこで、地元の有志及び事業者を中心に35名が集まり、自主組織の形で設立しました。

 

裏磐梯エコツーリズム協会としての活動はどの様なことを行なっていますか?

「人と自然」「人と人」とのつながりを取り戻し、磐梯山や北塩原村の自然や文化を守りながら伝え、北塩原村および周辺全体が元気になるような活動を行なっています。

具体的には、大きく分けて5つあります。

・いくつかの講座を開催して、自然や文化に触れ合う機会の提供

・昔から守り神、子供玩具として地元で親しまれた「守り狐」の伝承

・自然保全活動 (「ウチダザリガニを獲って食べて減らそう!」などの外来動植物駆除活動)

・情報発信 (エコツー通信、ホームページ、村イベントの出店など)

・モニタリング (湖沼群、水質、外来動植物など)

 

今後どのような活動に力を入れていく予定ですか?

自然を愛する、地元を愛する方々が住んでいるこの地域が元気になる、良くなるお手伝いを具体的にしたいという思いから、NPO法人格を取得しようと考えています。自然保護関連の受託事業などからの収入があるので法人税を払っていますが、法人になることで理念に合致した事業の(受託)数を増やしやすくなるのではと思っています。規模を拡大することで収入を増やし、携わる人・時間が増えることで、理念の実現に近づくのではという考えです。

裏磐梯エコツーリズム協会

969-2701

北塩原村大字桧原字小野川原1092-65 裏磐梯サイトステーション内

エコツー協会写真2.jpg

地域おこし協力隊
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福島県北塩原村移住ポータル「きたしおばらぐらし」は、 福島県会津地方の北に位置する「北塩原村」の魅力を、 余すことなくお伝えします。 しかしながら、百聞は一見にしかず。 興味をお持ち頂いたらまずは北塩原村へお越しください。 四季折々の自然があなたをお出迎えします。