吾妻連峰の冬

吾妻連峰の冬

裏磐梯ビジターセンター 裏磐梯ビジターセンター
北塩原村の暮らし
2017年3月12日

雄国山・雄国沼に行った翌日3月1日は、吾妻連峰を縦走しました。

目的は何といっても、スノーモンスター(樹氷)!

山形県の天元台スキー場→中大巓→梵天岩→西吾妻山→西吾妻小屋→西大巓→グランデコスノーリゾートのルートをたどり、スノーモンスターや周辺の山々の大展望を堪能しました。

 

天元台スキー場のリフトに乗っているときから小さい樹氷が出来ており、標高を上げるほど大きな樹氷が見られました。

1番標高が高い、西吾妻山の手前が樹氷のハイライトでした。

4枚目の写真の人との大きさを比べてみると、その立派さが分かると思います。

↓天元台スキー場の樹氷

2017.3.1 西吾妻山 (23).jpg

↓登りはじめの樹氷

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↓梵天岩への登りの樹氷

2017.3.1 西吾妻山 (138).jpg

↓西吾妻山手前の樹氷

2017.3.1 西吾妻山 (201).jpg

 

さて、このコースは、夏場でも登山道があり、高山植物もたくさん生育しています。

展望が良いポイントもあるものの、周りの木に遮られ見えないポイントも多いです。

しかし、冬は夏ほど木に遮られることがなく霧もなかったため、展望も楽しめました。山形県側では、朝日連峰、月山、鳥海山、蔵王連峰といった山形県にある日本百名山の山々がくっきりと見えました。

時折右には飯豊連峰も楽しみながら西吾妻山頂に到着すると、眼前には裏磐梯方面の景色が見え、我らが磐梯山が立派にそびえたっていました。

夏は西吾妻山頂からの展望はないため、冬ならではの大絶景です。

樹氷と並んで、ぜひ見てほしい景色です。

↓左から朝日連峰、月山、右奥にちょこんと鳥海山

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↓中大巓の奥に蔵王連峰、あちらも樹氷で有名

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↓壮大なる磐梯山

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西吾妻山頂からは一度下ってから、再び登り返しての西大巓へ。

登りは中々大変ですが、登り切ったら再び裏磐梯方面の大絶景が楽しめます。

そこからグランデコスノーリゾートまでは、眼前に磐梯山を望みながら下りることができます。

↓西吾妻小屋の奥にそびえる飯豊連峰

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↓西大巓方面、樹氷も楽しめます

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↓西大巓からの景色。中央には磐梯山・櫛ケ峰、左奥には猪苗代湖、右奥には雄国沼、手前左から秋元湖、小野川湖、桧原湖

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↓磐梯山を望みながら下山できる贅沢

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裏磐梯には、こんな大自然を満喫できるところがあります!

春夏秋冬、いろんな場所で楽しめますよ!!

 

※夏とは違い探勝路が分からずに迷う危険性が大きいため、ガイドさんやその道をよく知る方に案内してもらうことをおすすめします。また、ずっと雪の上を歩きますので、スノーシュートレッキングができるような服装、装備をしっかりとご準備ください。スノーシューはレンタルしている施設があり、ガイドさんに頼んだ場合もレンタルすることができます。

※西吾妻小屋はあくまでも休憩小屋・避難小屋であり、常駐しているスタッフはいません。中で飲食・寝泊りは可能ですが、トイレは利用できません。

※吾妻連峰の様子は、3月1日現在のものであり、今とは違うかもしれません。また、木に近寄りすぎると雪にはまってしまう危険性もありますので、近寄りすぎないようお願いします。

裏磐梯ビジターセンター
裏磐梯ビジターセンター
裏磐梯ビジターセンターは、五色沼自然探勝路の東側の入り口にあります。磐梯朝日国立公園内に位置する「裏磐梯」の自然にまつわる展示をおこなっている施設です。裏磐梯を訪れる方々がより自然に関心を持ち、より自然を楽しむことができるようにと、2003年4月に開館しました。散策の前後に、ぜひお立ち寄りください。